日本古来の考え方や仕事・会社に対する文化の違いがあるようです。

諸外国の労働時間まとめ

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仕事に生きる日本人?

 

日本人と仕事は、ある意味で切っても切り離せない問題だといえるでしょう。

 

資源の乏しいとされてきた日本にとって、人が稼ぎ出すマンパワーというものは、もっとも貴重な財産であり、日本人が仕事に命をかけている理由でもあります。

働く人々

 

日本は、よく海外から、
「日本人は働き過ぎだ。」
「勤勉で真面目な国民性。」

などと評価されることも多いです。

 

しかし、かつてエコノミックアニマルの異名を持っていたように、とにかく仕事や労働に情熱を燃やしていることは間違いありません。

 

 

日本は戦後の奇跡的な復興を成し遂げ、さらに世界第2位の経済大国になるまでに急速に経済成長を成し遂げ、世界中を驚嘆させてました。

 

「日本人は素晴らしい!勤勉さと技術力はエクセレント!」
「敗戦の絶望をものともせず甦った精神力は神がかっている。」

 

まさに一言で言い表して「仕事の虫」といったところでしょうか。

 

日本人の仕事スタイルとは?

 

 

 

バブルを境に陰りを見せる日本の景気

 

日本の高度経済成長を支えたのは、なんといっても団塊世代に代表されるような企業戦士たちが、終身雇用制度にがっちりと支えられながら残業や長時間労働、移動や転勤などを命ずる会社に厚い忠誠心を誓って、とにかく働き続けたからだといえるのは事実です。

 

しかし、1950年代から持続的に続いていた日本の景気も1990年代頃のバブルの弾けを最後にかげりが見えるようになります。

 

日本の経済を取り巻く状況は、成長というよりは成熟の段階に入っていって「とにかく働く」から「よりよく働く」にシフトしてきたような気がします。

 

 

 

日本は労働体制の見直しが必要

 

盲目的に働けば結果が出ていた20世紀までの現実とは違い、21世紀になり成果や効率が今まで以上に求められるようになってきました。

 

しかし、日本の企業が作り上げた働く環境や労働環境、システムといったものは前時代的なものをいつまでも引きづっています。

 

指を立てる男性

労働人口が減少しているので、女性とも協力しながらこれから日本を支えていかなければならない時に、企業は女性の子育てや産休に対して柔軟な対応ができずにいます

 

また、減少する労働力を確保するために外国人を雇って賄おうとする企業も増えてきましたが、これは将来的に日本の社会のあり方をも左右しかねる問題なので、まずは日本人がどうやって活き活きと働き、結果が出せる社会を作り上げるかを考えたいですね。

 

 

 

深刻化する「非正規雇用」問題

 

また、非正規雇用の問題も年々深刻化してきており、正社員と契約社員・派遣社員の格差拡大など取り組まなければならない問題があります。

 

特にこういった立場や雇用形態による日本人の労働者の分断は、後々大きな遺恨を残すことになるでしょう。

 

そういったものに対する取り組みとして、正社員や非正規社員との間にある仕事量のギャップや、正社員の長時間労働の解消なども精力的に取り組むべき問題です。

 

特に、長時間働いてはいるけれど、「本当に成果が上がっているのか?」と疑問の声も上がっており、ダラダラと夜遅くまで働くよりは、効率的に働いて家族との時間を確保するような欧米スタイルの働き方も模索されています。

 

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日本の最重要課題「少子化問題」

少子化

 

また、子育てや産休など、女性が働きやすい環境づくりについても考えなければなりません。

 

待機児童の解消や会社に保育施設を併設するなどの取り組みが求められ、少子化はこれからの日本の成長や経済を考える上でも最重要な課題であり、国をあげて取り組む問題となっています。

 

 

 

有給が取りにくい日本の労働環境

 

「有給取得を申請することは悪だ。」という因習めいた風土が日本にはまだ存在しています。

 

「会社から早く帰ろうとする人は無能だ。」と結びつけるような長時間労働に対する美意識が根強くあるのが問題といえるかもしれませんね。

 

そうではなくて、これからの日本の労働問題を考えるときは、ワークライフバランス、労働のクオリティを重視していきたいですね。

 

長く働くから偉いのではなく、短い時間で成果を上げるから価値があるという労働価値のパラダイムシフトをしていけるか否かが、これからの日本のより高い発展のフェーズになるといえるのではないでしょうか。

 

そこに日本人の勤勉さや真面目さ、高度な技術力と知的財産を生み出す知恵が加わればまさに鬼に金棒です。

 

そういった労働環境の刷新が完了すれば、また世界で日本が再び光輝く瞬間が訪れるのが目に浮かびます。