日本人は働き過ぎだった?データでみる日本人の働き方

サービス残業こそが真骨頂!日本的な働き方を考え直す

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日本人の働き方

 

2015年のOECDが発表する世界の1年間の労働時間の調査の結果から、
日本人の1年間の労働時間は、1735時間だったいうことがわかりました。

 

これは全体で17位という結果で、「働き過ぎの日本人」「勤勉な日本国民」というイメージからはやや低い数字ではないかと疑惑の声が上がっています。

 

ただ、この数字には正社員らが強いられているサービス残業の統計はとられていないとされています。

 

正社員は、会社の規定の終業時間以降もサービス残業という形で労働を強いられることが多く、日本の正社員の労働時間は少なくとも2000時間を超えているだろうといわれています。

 

やはり日本的な働き方というのは、こういった時間外労働やサービス残業に見出せるのではないかと思います。

 

特に日本の男社会というのは、長い時間会社にいることが「仕事をしている」感につながっていることは否めないと思います。

 

 

残業をしたくない男性

しかし、多くの会社人間は思うはずです。

 

「本当は残業はやりたくないし、早く帰りたい。」

 

ですが、会社の評価や信頼を得るためには、何よりも残業や夜遅くまで会社にいるということを選ぶ自分に気づくはずです。

 

 

また、パワハラや社内いじめを解消することは当然取り組まれるべきことなのですが、私たち日本人の心のどこかにそういった下積みの時代を乗り越えることで1人前になれるといった泥臭さを肯定する文化も存在しています。

 

このように日本的な仕事の精神論の難しいところは、アメリカの働き方に対する考え方と対照的で、そういったストレスを排除して仕事を効率化させようというのではなく、そういった辛苦を是として自らの働き方の血肉としてしまうところです。

 

しかし、そういった正社員の会社に対する忠誠心だけではなく、日本には深刻化する非正規雇用の問題や、働く母世代の女性の問題正社員とパート・派遣社員との格差拡大など取り組むべき問題がたくさんあります。

 

ワークライフバランスやワークシェアなどが声だかに叫ばれて久しいですが、日本人の働き方に対するメンタリティの尊い部分を尊重しながらも、社会がよりよく発展できるようなあたらしい日本人の働き方が求められています。